と定義する。
は中心二項係数と呼ばれていて、 である。これは天下りに与えられたものをテイラー展開で確認する以外の導出方法を知らない。
パスカルの三角形を思い浮かべると、 を つ足し合わせて が作れることに気付く。すなわち であり、ここから である。
が一般の場合
の場合と似たようにして、 と を足し合わせることで が作れる。すなわち が成り立つ。これは 項間漸化式なので特性方程式 を解くと となる。あとは から係数を決定すれば一般項が分かるのだが、実は以下のようになる。
\begin{align} F _ k = \frac{1}{\sqrt{1 - 4x} } \left( \frac{1 - \sqrt{1 - 4x} }{2x} \right) ^ k \end{align}